こんにちは。デザイナーのしょうです。
前回のインテリア記事では部屋に緑が欲しいと書いて終えましたが、少し取り入れることができました。しかしだんだんと物が増えてきて部屋がごちゃごちゃに・・・もう少しスッキリした部屋にしたいと思いました。
そこであるポイントを意識して家具の配置を変えた結果、部屋が今までより広くなったように感じました。今回はそのポイントについて紹介したいと思います。
おめでとうございます
その前に!IKEA原宿店オープンおめでとうございます!11月30日には渋谷、Forever21の跡地にもオープンするそう。楽しみです!それでは記事にまいりましょう。
空間を意識して植物を置こう
視線を誘導しよう
みなさんはフォーカルポイントという言葉をご存知ですか?フォーカルポイントとはその空間に入った時、最初に目がいくポイントのこと。そこに植物があると視線が引っ張られやすく、実際よりも奥行きがあるように見えるそうです。また部屋全体も心地よく感じるそう。大型植物を置くときは試してみてください。
上の画像を見てどう感じますか?植物があることで右側の空間に視線が引っ張られ、少し奥行きを感じさせるのではないでしょうか。また、無機質な空間が少しやわらかい印象に変わります。
とは言っても1人暮らしの部屋にはなかなか大型の植物は買わないと思います・・・
ですがフォーカルポイントは小さなインテリアを置くときにも重要です。小型・中型植物でも高いところに置くことで視線を集めることができます。形に特徴ある植物を選ぶことでも注目度がアップします。植物の他、インテリアを置くときは視線を意識しておいてみてください。少しの違いで部屋の印象が大きく変わるかもしれません。
グリーンを増やして穏やかな気持ちに
IKEA原宿店のショールームではこのようにベットの上の壁に緑を取り入れていました。リラックスして眠りにつけそうですね。
下は1つ399円のアートプラント。右のショールームのように12個買ったとしても約4800円。壁なら置き場所にも困らないですしフォーカルポイントとしても効果が高いですね。アートと組み合わせても良さそうです。
こちらを4つ購入しました。2つはガラス板のテーブルに組み合わせて使っています。ライトも組み合わせるとこんな感じに。
※耐熱性のある安全なライトを使用しています
Salcar 200球USB式 5MLEDイルミネーションライトhttps://www.amazon.co.jp/Salcar/
グリーンはビジネスにも効果が
現在、店頭レジには保護シートが設けられており写真を撮れませんでしたが、IKEA原宿店のレジでは壁一面がこちらのアートプラントになっています。グリーンが視界に入ることでスタッフが穏やかな気持ちで働けます。また、お客様にも「居心地のよい空間」と思ってもらえ、滞在時間を長くする効果も期待できるようです。オフィスの入り口や応接室にグリーンがあるとお客様によい印象を与えることもできます。
特徴ある小物で視線を集めよう
IKEAで見つけたこの花瓶、大きい割に199円の安さ!
置き場所に迷走したまま部屋の隅に放置していた造花。茎を折り曲げて花瓶に入れました。フォーカルポイントには色や柄など、存在感のあるものを置くこともポイントです。植物の他アートなどもフォーカルポイントに!アイテムを見せたいときは、高さの違う3つのもので三角形を作るように置くのも1つのコツです。ライトを加えてアピールするのもいいかもしれません。
フォーカルポイントをふまえてレイアウトを変えてみよう
ここからが大事なところ。というか最初はレイアウトまで変える気はなかったのですが笑。フォーカルポイントを考えているうちにレイアウトも変えなくては!と思いました。
こちらが現在の部屋のレイアウト(Beforeを撮り忘れたので少し前の写真)(ごめんなさい)赤い部分は視線がいきやすいスポットです。視線を手前に誘導していたことがわかります。また奥に視線を集めるものがないので、手前のテーブルに目線がいきやすくなっていました。
レイアウト変更のポイント
奥に向かうべき視線を遮るように置いていたこちらの仕切り。ワンルームの中でもリビングと寝室を仕切るような役割を果たしていましたが、部屋を狭く見せていたので移動しましょう!
視線を奥に誘導したいのでテーブルから伸びるライトも奥へ移動し高い位置に。エアコンのリモコンを入れる部分にアートをかけて笑・・・目線を引っ張るポイントを作ります。
部屋が広くなった?
レイアウトを変えて部屋が広くなったように感じます。ベッドを動かしたので実際に窓側に向かって床面積は広くなっていますが、それ以上に開放感が生まれました。
移動した仕切りを有効に
前半に書いたように小さな植物を少し高い位置に。ソファに座った時やベットからの視線を意識しました。なるほど・・・たしかに自然と視線が引っ張られ、天井が高くなったような気もします。また、テレビなどの機器がインテリアになじまないときは、両サイドを植物で挟むと唐突な機械感を和らげてくれます。
観葉植物は低コストでも効果抜群
いかがでしたか?記事冒頭のように大型植物を置かなくても、視線を引くポイントを作れたと思います。視線の流れを意識することで、物が多く小さな部屋でも広く見せることができました。そして植物が少しでもあると部屋の雰囲気が変わりますね。(もっと増やします)コストもかからずチャレンジしやすいので、今回の記事を参考に試していただけたら嬉しいです。
今回買った観葉植物(すべてIKEA原宿店)
- ●アートプラント ¥399×4個
- ●ヴァーセン(花瓶) ¥199
- ●フェイカ(人工観葉植物)
- ・ポインセチア/レッド 12cm ¥799
- ・つり下げ型 12cm ¥799
- ・つり下げ型 9cm ¥399
total ¥3,792
最後まで読んでいただきありがとうございました。